ENEOS presents 第二回 野村道場 オンライン柔道教室

2020年10月4日、7月に完成したばかりの「横浜武道館」(横浜市)で、オリンピック3大会連続金メダリストの野村忠宏(60㌔級)が、「ENEOS presents 第二回 野村道場 オンライン柔道教室」を開催し、全国から応募で選ばれた全国30人の小学生(4年~6年生)に、オンラインによる柔道指導にチャレンジしました。会場と、参加者をWeb会議システム「Zoom(ズーム)」でつなぎ、2000年シドニー五輪で共に金メダルを獲得した(100㌔級)井上康生・現日本代表監督、来年に延期された東京五輪柔道女子52㌔級代表に内定している阿部詩選手(日体大)が豪華な講師陣として参加(司会進行は松山三四六氏)。オンラインとはいえ、会場に立ち入る全員に新型コロナウイルス感染予防対策を徹底し、主催する野村をはじめ、関係者はPCR検査を実施の上で開催に至りました。

野村は「初めての経験で、緊張して朝食を摂れませんでした」と、子どもたちにジョーク交じりに告白していましたが、手取り足取りで指導するのが当たり前と考えられてきた柔道を、画面でどこまで伝えられるのか、その難しさや、参加者の皆さんからどんな反応があるだろうか、と、未知の企画に不安も多くあったようです。
教室の最初に、柔道を学ぶ上で大切にしなければいけない、礼の精神(敬意・感謝)や礼法、柔道の基本理念である「精力善用」「自他共栄」について話していました。画面を通じて立礼、座礼の手本を野村自身が時間をかけて示し、技や勝敗以前に、柔道家として何を大切にして来たのか、皆さんにも伝わったでしょう。

丁寧な基礎練習と一緒に見せた野村の「背負い投げ」、井上康生監督が現役時代、得意とした鮮やかな「内股」、阿部選手得意の「袖釣り込み腰」、と、日本が世界に誇る柔道家が真剣に披露したそれぞれの得意技の力強さや美しさは、画面を通じて十分に届いたはずです。途中、52㌔の阿部選手に、現在93㌔の井上監督を投げてもらうという、「柔よく剛を制す」のぜい沢なアドリブも入りました。阿部選手の素晴らしい技の切れ味とスピードに、投げられた井上監督が、「きょうの教室で、一番得をしたのは実は自分かもしれない」と、感激するほどの迫力でした。たとえオンラインでも、野村道場が掲げる「伝統」と「革新」の融合を軸に、一流選手たちとコミュニケーションをはかる楽しい時間となったはずです。 子どもたちだけではなく、時々サポートのために登場したご家族、先生や友人、皆さんの熱意や、野村道場への真剣な姿勢が、初めてのオンライン柔道教室を成功に導いた一番の理由だったのではないでしょうか。 野村1人の挑戦にとどまらず、コロナ禍に困難に立ち向かう日本柔道界、スポーツ界にとっても今後の可能性を示す一歩となりました。

イベント概要

名称:ENEOS presents 第二回 野村道場 オンライン柔道教室

開催日:10月4日(日) 15:00-16:30

会場:講師陣は横浜武道館より中継

参加者:小学校4年生~小学校6年生の柔道経験者30名 Web会議アプリ「Zoom(ズーム)」にてオンライン柔道教室に参加

当日のプログラム:礼節指導、講師陣の得意技披露、技術指導、講師陣への質問コーナー、豪華商品をかけてゲームコーナー、講師陣よりメッセージ

配信:一般視聴者の方は、YouTubeチャンネル「野村道場」のライブ配信にて常時約300名の方にご視聴いただきました。

YouTube:野村道場 NOMURA DŌJŌ(https://www.youtube.com/channel/UClYooHakGSrV7UrvNk_kY4g/

主催:野村道場実行委員会(株式会社Nextend)
特別協賛:ENEOS株式会社
協賛:三起商行株式会社、伊藤超短波株式会社
後援:セルソース株式会社
協力:アディダスジャパン株式会社、GEEK CREATIVE STUDIO

問合せ先:info@nomura-dojo.jp

■当日のメディア取材
【テレビ】:
日本テレビ TBSテレビ フジテレビ テレビ東京

【新聞・通信】:
朝日新聞 サンケイスポーツ デイリースポーツ 日刊スポーツ スポーツ報知
共同通信 時事通信

【今回のセット】

【接続チェック、エネゴリくんとの準備体操】

【MCの松山三四六氏、オープニングムービーはGEEK CREATIVE STUDIO制作】

【主催者 野村忠宏 挨拶】

【特別講師 井上康生氏と礼節指導】

【スペシャルゲスト 阿部詩選手と開会の礼】

【スタートは日本代表直伝のトレーニング】

【井上康生氏の得意技の披露とレクチャー】

【阿部詩選手の得意技披露とレクチャー】

【スペシャルマッチ 阿部詩選手×井上康生氏】

【野村忠宏の多彩な技披露】

【野村忠宏のレクチャー】

【チューブを使った打ち込み指導】

【講師陣への質問コーナー】

【豪華賞品争奪、ゲームコーナー】

【閉会の礼】

主催者・野村忠宏
「手取り足取り」の指導はできませんでしたが、柔道の本質である礼節・礼法を知ってもらい、相手を敬う気持ち、トップ選手の技を近くで見て、その迫力ある音を聞いてもらい、たとえ遠く距離があってもコミュニケーションをはかれる、こうした目的を果たせた楽しい時間でした。コロナ禍での初めての試みに不安もありましたが、今回、皆さんと生み出した成果を大切に、今後、対面の教室、オンラインの教室、その両方、と、様々な形も模索して行こうと考えています。そうして色々な方法を試していけば、今後、日本が誇る素晴らしい柔道家たちと、世界中の道場をつなげる日が近く来るかもしれません。自分にとっても、「伝える」ための方法と可能性を知る、価値のあるイベントになりました。井上監督、阿部選手、松山さん、また、何日も入念な準備をして下さったスタッフの皆さん、素晴らしい会場を提供下さった横浜武道館の皆さん、コロナ禍でスポーツ界全体が困難にある中、多大なご協力、温かいご支援で、今回のイベント、スポーツ界全体を応援して頂いているスポンサーの皆さん、本当にありがとうございました。

井上康生・日本代表監督
野村先輩からのお誘いであると同時に、コロナ禍など時代の変化の中にある柔道界にとっても、今後、どういう試みが必要なのかというコンセプトにも感銘を受けて参加させて頂きました。柔道界も世の中の動きと並行して、良き伝統を守る部分と、変化を取り入れる革新、その両方を大切に取り組んでいくべき方向、可能性を示してもらう時間だったと思います。阿部選手の技の力強さとスピード、キレはどこから生まれるのだろう、といつも考えていました。それを自分が投げられて実感できたのも、本当に貴重な体験となりました。

阿部詩選手
オンラインによる初めての柔道教室にも、柔道界で今も尊敬され誰もが知るお2人に挟まれた状況にも、本当に緊張しました。井上監督を投げさせて頂くなど、光栄で貴重な体験で、私自身、今日のイベントを通じて、将来はお2人のような柔道家になりたい、と改めて夢を持ちました。オンラインでどこまで届くのか不安でしたが、参加者の皆さんが素直に喜んで、笑顔でいる様子が画面で見えて私が嬉しくなりました。

Nextend

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